「四万十厳選米 ぴかまる」は、高知県四万十川流域で栽培される高品質の特別栽培米です。この米の特徴は、低アミロース米であることから、粘りが強く柔らかい食感が楽しめることです。低アミロース米は、ご飯が冷めても硬くならず、美味しさを保ちます。

「ぴかまる」は、稲の主要な病害であるいもち病と縞葉枯病に強い耐病性を持ち、農薬の使用を減らせる可能性があります。このため、環境にも優しい農法が実践されています。また、玄米はやや白濁していますが、粒ぞろいが良く、外観品質は「ヒノヒカリ」を上回ると評価されています​ ​。

四万十川中流域の標高250～400mの高南台地で栽培される「ぴかまる」は、昼夜の寒暖差が大きく、清流からのミネラル豊富な水で育てられるため、米の食味がさらに向上します。

「ぴかまる」は、福岡県、熊本県、鹿児島県など西日本を中心に栽培されており、今後も生産地の拡大が期待されています。この品種は、一般的な米と比べて甘味としっかりとした食感が特徴で、家庭用としても業務用としても高い評価を得ています。